2021年06月17日(木)
【2021年6月15日 シドが亡くなりました】
2021年6月15日 AM6:15頃
シドが亡くなってしましました。
今年、3月に鼻腔内リンパ腫の診断を受け
闘病生活を頑張ってしました。
昨日、斎場で火葬しました。
シドへの感謝や、関わってくれた人たちへの感謝もあるのですが
このブログだけは、私の悲しみだってそのまま書いていいので
書かせてください。
これから私が、元気に生きてもずっと悲しんでいても
司法試験に合格して弁護士になっても、元気な子供が生まれても
シドはもう戻ってこない
いつかなくなることなんて、もちろん知ってたけど
二度と会えないの？
もう体もなくなってしまって、もう何にもなくて
こんなに泣いてたら、いつも逆に心配してくれて
側に来てくれてたのに
15年間
シドがいることが当たり前の人生で
それが私の自分らしさで
シドが死んだら一緒に死にたかった
本当にずっとそうしようと思ってた
でもシド、優しいから
弱い私を一人残さないようにしてくれたんだよね
結婚して、お腹に子供できて
6月13日に安産祈願に行って
安心しちゃったんだよね
悲しいときに、誰より側にいてくれたのがシドだから
私は悲しみの紛らわせ方を知らない
遺骨入りの指輪が欲しくて
お店を調べたり、自分で作れないか機械を調べたりして
シドのためにしてやれることが、もう残ってないのに
何しても結局自分のケアで、もう何してもシドのためになれないことが
ただ悲しい
愛情不足の私を、誰より一番愛してくれてありがとう
いつまでも愛してるよ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
亡くなる前日に
ブラッシングしたら、きついのにゴロゴロいってくれてありがとうね
ここ最近ずっときつくて、いつもの腕枕もされにこなかったけど
前日だけ、お腹に乗せて、それから腕枕したら、そのままでいてくれてありがとうね
離れたくなかったから、私が離れてもずっと体制変えなかったんだよね
ごめんね、動いてしまって
前日夜20時くらい
薬の時間で、いつも我慢して飲んでくれるのに
今回はいつも以上に嫌がって逃げた
それでもてんかんが起きたらいけないから無理矢理薬やってごめんね
その後、すぐに薬を吐いた。泡と茶色い液体も。
茶色い液体はご飯の匂いではない異臭がした。
何度か吐いたけど、最後、自分でふらふらと歩いてトイレにいった。
最後まで自力でトイレにいった。
トイレから出たらまた吐いて
目が開いたまま意識がもうろうとした状態になって
また動こうとしては吐いて意識がもうろうとするのを繰り返した。
もう今夜、危ないかもと思った
ベットにシドがきたら転倒の可能性があるし
薬も吐いたのでてんかん発作が起こるかもしれないので
その夜床で寝ることにした。
といっても、ほぼ寝てない。
シドは夜中
意識を失って、起きて体制を変えて
吐いたり、吐きそうでも体にもう吐くものが何にもないから吐けなかったり
それを何度も繰り返した。
その度に、大丈夫？きついよね。シド、シド。と呼びかけて体を触った
朝4時くらいか
シドが意識を一瞬だけ回復して、瞳孔開いた目をうるうるさせて
私に喋りかけてくれた。
「きついよ。助けて。ありがとう。好きだよ。怖いよ。」
そんな感情が混ざったように
「にゃ、にゃぁ」と振り絞って鳴いた。
そしてすぐ意識を失った
鳥の鳴き声がしたので、窓を見るとすでに明るくなってきていて
時計を見ると5時を過ぎていた。
朝だ、よかった、夜を越えた。
今日、病院に行こう、いけるのだろうか、この状態で。
どうにかなるのだろうか、この状態が。
そんなことを考えながら、少しうとうとしていた。
すると、シドの前足だけがてんかん発作みたいにバタバタと動きだして
すぐに私も気づいた。
頭を後ろに仰け反らせて、低い唸り声を3-4回出した。
ああ、シド、シド、何回も呼びかけた。
どういう事態かもうわかって、涙も鼻水もだらだら出しながら、シドの顔に触れ、名前を呼んだ。
シドは、大きな瞳孔で、大きく咳のように息をだし
固まって
もう一回、同じように咳のような息をだし
固まって
更にもう一度、咳のような息をだして
固まった
それからもう動かなくなった
みるみる体が硬くなった
尻尾は羽のように軽くなった
大きく瞳孔を開いて、口を開けたまま
私の手のひらに顔を預けたまま、亡くなってしまった
14:48
【2021年6月15日 シドが亡くなりました】
2021年6月15日 AM6:15頃
シドが亡くなってしましました。
今年、3月に鼻腔内リンパ腫の診断を受け
闘病生活を頑張ってしました。
昨日、斎場で火葬しました。
シドへの感謝や、関わってくれた人たちへの感謝もあるのですが
このブログだけは、私の悲しみだってそのまま書いていいので
書かせてください。
これから私が、元気に生きてもずっと悲しんでいても
司法試験に合格して弁護士になっても、元気な子供が生まれても
シドはもう戻ってこない
いつかなくなることなんて、もちろん知ってたけど
二度と会えないの？
もう体もなくなってしまって、もう何にもなくて
こんなに泣いてたら、いつも逆に心配してくれて
側に来てくれてたのに
15年間
シドがいることが当たり前の人生で
それが私の自分らしさで
シドが死んだら一緒に死にたかった
本当にずっとそうしようと思ってた
でもシド、優しいから
弱い私を一人残さないようにしてくれたんだよね
結婚して、お腹に子供できて
6月13日に安産祈願に行って
安心しちゃったんだよね
悲しいときに、誰より側にいてくれたのがシドだから
私は悲しみの紛らわせ方を知らない
遺骨入りの指輪が欲しくて
お店を調べたり、自分で作れないか機械を調べたりして
シドのためにしてやれることが、もう残ってないのに
何しても結局自分のケアで、もう何してもシドのためになれないことが
ただ悲しい
愛情不足の私を、誰より一番愛してくれてありがとう
いつまでも愛してるよ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
亡くなる前日に
ブラッシングしたら、きついのにゴロゴロいってくれてありがとうね
ここ最近ずっときつくて、いつもの腕枕もされにこなかったけど
前日だけ、お腹に乗せて、それから腕枕したら、そのままでいてくれてありがとうね
離れたくなかったから、私が離れてもずっと体制変えなかったんだよね
ごめんね、動いてしまって
前日夜20時くらい
薬の時間で、いつも我慢して飲んでくれるのに
今回はいつも以上に嫌がって逃げた
それでもてんかんが起きたらいけないから無理矢理薬やってごめんね
その後、すぐに薬を吐いた。泡と茶色い液体も。
茶色い液体はご飯の匂いではない異臭がした。
何度か吐いたけど、最後、自分でふらふらと歩いてトイレにいった。
最後まで自力でトイレにいった。
トイレから出たらまた吐いて
目が開いたまま意識がもうろうとした状態になって
また動こうとしては吐いて意識がもうろうとするのを繰り返した。
もう今夜、危ないかもと思った
ベットにシドがきたら転倒の可能性があるし
薬も吐いたのでてんかん発作が起こるかもしれないので
その夜床で寝ることにした。
といっても、ほぼ寝てない。
シドは夜中
意識を失って、起きて体制を変えて
吐いたり、吐きそうでも体にもう吐くものが何にもないから吐けなかったり
それを何度も繰り返した。
その度に、大丈夫？きついよね。シド、シド。と呼びかけて体を触った
朝4時くらいか
シドが意識を一瞬だけ回復して、瞳孔開いた目をうるうるさせて
私に喋りかけてくれた。
「きついよ。助けて。ありがとう。好きだよ。怖いよ。」
そんな感情が混ざったように
「にゃ、にゃぁ」と振り絞って鳴いた。
そしてすぐ意識を失った
鳥の鳴き声がしたので、窓を見るとすでに明るくなってきていて
時計を見ると5時を過ぎていた。
朝だ、よかった、夜を越えた。
今日、病院に行こう、いけるのだろうか、この状態で。
どうにかなるのだろうか、この状態が。
そんなことを考えながら、少しうとうとしていた。
すると、シドの前足だけがてんかん発作みたいにバタバタと動きだして
すぐに私も気づいた。
頭を後ろに仰け反らせて、低い唸り声を3-4回出した。
ああ、シド、シド、何回も呼びかけた。
どういう事態かもうわかって、涙も鼻水もだらだら出しながら、シドの顔に触れ、名前を呼んだ。
シドは、大きな瞳孔で、大きく咳のように息をだし
固まって
もう一回、同じように咳のような息をだし
固まって
更にもう一度、咳のような息をだして
固まった
それからもう動かなくなった
みるみる体が硬くなった
尻尾は羽のように軽くなった
大きく瞳孔を開いて、口を開けたまま
私の手のひらに顔を預けたまま、亡くなってしまった
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