2012年05月23日(水) 【鳥と木の話】 緑色の鳥は常に毎日に変化のある生活を求めて飛び回っていた ある日、せーたかのっぽの木を発見した。幸運にもせーたかのっぽの木には誰も巣を作っていなかったので、毎日遊びに通った。 何月か経ち、いつものようにせーたかのっぽの木の側にいると、別の鳥が通りかかった。 せーたかのっぽと別の鳥は少しだけお話をした。 緑の鳥は瞬時に理解した。そしてせーたかのっぽと遊ぶことはなくなった。 そしてすぐに他の木を見つけた。可哀相な鳥になる前に。 せーたかのっぽは、しばらく悲しい気持ちでいたが、 緑の鳥が想像していたとおりになった。 緑の鳥は他の鳥とは違って訳ありな鳥。 「そう思い込んでいるとこが頭に来るんだよ」 空から声が聞こえた 空も緑の鳥のことを解ってくれなくて、緑の鳥は空を飛ぶのもやめて、森の中に閉じこもってしまった。 とても孤独になってしまった、せーたかのっぽはボクの居場所も知らないし、新しく見つけた木は森まで歩けないし、空も自分の姿が見えなくなってしまった。 でも、緑の鳥は、今でも毎日葉っぱの影から、空を見ている。 11:52 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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