2013年07月08日(月) 【猫の綿毛】 タンポポの綿毛は春に風に揺られて飛んでいくが、猫の綿毛は夏に飛んでいく。 家のベランダからは雑草がちょいちょい映えた空き地がある。ベランダでブラッシングされるので、そこに大半の猫の綿毛が飛んでいく。 そして来年の春になると、沢山の靴下猫が産まれて、にゃーにゃー騒ぐのかと思うと、とてもファンシーだとうっとりしてしまう。 しかし、まれに、綿毛と通りこして成長した、猫の卵がベランダでコロコロ転がっていたりする。 そしていつの間にかなくなっている。 人間に気づかれないよう、深夜に卵を孵らせ、下に繋がる雨用の管を通って、降りて、何処か人間にイタズラされない場所で家族と暮らしているのだ。 子供がいるなら、そんなファンシーな話をして、14歳くらいになって、『猫は卵なんか産まないじゃないか!』と怒られてみたい。 何故、大人は子供にへんちくりんな嘘をつくのだろう? スイカの種を食べたらお腹でスイカが出来てしまう、とか。 でも何か、いいよね、そんな話。 ちなみに、画像はシドの綿毛で、本当にいつの間にか出来る卵です。 09:17 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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